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条約の目的達成のための日本の取り組み(MIKEプロジェクト)/環境省

こちらのページでは、環境省のサイト野生動植物の保全と持続可能な利用を引用し、ゾウ生息国におけるゾウの保全と密猟対策を促進するため、ワシントン条約の下でゾウ密猟監視(MIKE: Monitoring the Illegal Killing of Elephants)プログラムについてご理解いただきます。

ゾウ生息国におけるゾウの保全と密猟対策を促進するため、ワシントン条約の下でゾウ密猟監視(MIKE: Monitoring the Illegal Killing of Elephants)プログラムが実施されています。MIKEは、ゾウ生息国や条約締約国による適切な管理及び法執行に関する政策決定に必要な情報提供を行うこと、及び、能力向上(ゾウの生息数及び違法捕殺件数のモニタリング、これらの情報を活用したより効率的な法執行、法的施策の強化等)を通じてゾウ生息国においてゾウ個体群の長期的管理を行うための行政能力を構築することを目標としています。

野生動植物の違法取引の抑止は、喫緊のグローバルな課題です。日本政府は,国際犯罪組織等による残虐な行為からゾウを保護するとの大義に深くコミットしており、ゾウ生息国における密猟対策への支援を重視しています。これまでも日本政府はMIKEプログラムを通じてゾウ保全のために、ウガンダのゾウの密猟を監視するレンジャーの監視施設の建設(2019年完成)や、モザンビークの野生動物法執行センターの建設(2020年完成)などの多岐にわたる支援を行っています。

ウガンダのクィーン・エリザベス国立公園にて行われたゾウ密猟監視施設の引渡式に参加する人々

ウガンダにおけるゾウ密猟監視施設の引渡式(於:クィーン・エリザベス国立公園、平成31年4月12日)

モザンビーク共和国のマプトにて行われたゾウ密猟対策のための野生動物法執行センターの引渡式に参加する日本とモザンピーク共和国の代表者

モザンビークにおけるゾウ密猟対策のための野生動物法執行センターの引渡式(於:マプト、令和元年7月11日)

東・東南アジア生物多様性イニシアティブ(ESABII)を通じた取り組みについては条約の目的達成のための日本の取り組み(ESABII)をご覧ください。

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