THE IVORY

日本の伝統工芸と
象をとりまく現状

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ゾウ密猟密輸監視制度

ETIS データによれば、日本が、アフリカからの 違法象牙の目的地になっているという証拠はないとしています。

1997 年、ジンバブエで開催された第10 回ワシントン条約締約国会議において、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエの3 か国のアフリカゾウが条約附属書のレベル1(国際取引禁止)からレベル2(国際取引は許可制)にダウンリストされたことで、1999 年春に日本に象牙が50 トン輸入されました。
そして、ダウンリストされたときの条件がMIKE(ゾウ密猟監視制度)とETIS(ゾウ取引情報制度)という制度を実行させることでした。
これは、ダウンリストにともなう象牙の取引により、密猟や密輸が増加するのではないかとの懸念に配慮し、ゾウの生息国での密猟、密輸をモニタリングしようというものです。
MIKE の最新データによれば、密猟は、原産国の貧困の程度、政府のガバナンス、一部の国の経済発展と強い相関を示しているそうです。
ETIS データによれば、日本が、アフリカからの違法象牙の目的地になっているという証拠はないとしています。
こちらのページは東京象牙美術工芸協同組合発行の「THE IVORY」を出典としています